省エネ効果と塗装の必要性
省エネ効果
最大の省エネ効果!
建物がくたびれていませんか?
古来人間は服を着たり化粧をしたりという方法で自身を装ってきました。持ち物や建造物についてもカバーをしたり箱に入れたり、あるいは塗装することなどで装うということをしてきました。
なぜ装いたいのか?または、なぜ装わなければならないのか?
ここでは建造物への塗装という観点から、その役割と目的について触れておきたいと思います。
塗装の役割 | 塗装の目的 |
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色彩的美観の付加 | 「自然環境との調和」や「周辺他者との差別化」を図ったり「職住環境の快適性」を演出したりすることができます。 |
腐食や劣化からの保護 | 自然の脅威や立地環境が与える影響などから建造物を長期にわたって維持し、資源損失を防ぐことができます。 |
認識・注意の喚起 | 道路標識や避難場所表示などにおいて、記号性・認識性・記憶性などを表現することができます。 |
こうなったら要注意
建造物は「塗装」という価値を付加することにより、美観性や機能性が向上し、結果、『資産価値が上がる』ということになります。
塗膜剥離 | 「ふくれ」や「はがれ」などがあり、被塗面の水分や油分あるいは異物や汚れに起因することが多い症状です。また、長期間の暴露による耐候性の経時劣化も考えられます。 |
錆汚れ | 金属の酸化による汚れです。雨筋汚れと一体化するととても見苦しいばかりか他の部分の劣化を加速します。 |
カビ・藻汚れ | 主に建物の北・西面、日光が当たりにくい場所で発生します。細菌の温床となり、その生命活動により建物の吸湿を促進します |
チョーキング | 紫外線等により塗膜が風化・分解し粉をふいたような状態になる現象です。 |
クラック | 細いひび割れのような現象のことです。躯体そのものに起因することが多く補修せずに放置するとそこから水が浸入し建物全体に廻ることもあります。外壁、ベランダ床等によく見られます。 |